読書の秋と「これ、いいんじゃないかなあ」という感覚
夕方はめっきり秋めいてきました。何もしないまま、あっという間に夏が終わった感じ。久しぶりに、何か本でも読んで刺激を受けようと、森正洋(著)の『森正洋の言葉。ザインの言葉。』森氏は日本の陶磁器デザイナーで、長崎県の波佐見の白山陶器の顧問デザイナーを務めていた方。“華美ではなく、かといって平凡でもなく、使っていて飽きのこないデザイン”というコンセプトのもとつくられています。以下は、本書の中の言葉より。ふだん何気に使っていて、ふと何かのときにパッと見てみたら「案外これ、いいんじゃないかなあ」といよなものが僕は最高にいいものだと思います。長く使いたくなるモノには。これ、いいんじゃないかなあ、と言う感覚。分かる、それです、それなんです(笑)