諦めが肝心、という戦略。
為末大(著)『諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない』を読んでいます。男子元陸上競技選手で、400mハードル日本記録保持者。為末大さんの言葉。世の中には、自分の努力次第で手の届く範囲がある。その一方で、どんなに努力しても及ばない、手の届かない範囲がある。努力することで進める方向というのは、自分の能力に見合った方向なのだ。著者は、高校時代に100メートル走から、400メートルハードルに切り替え、メダルを目指しました。それが勝てるところで勝負する、という戦略です。元メジャーリーガーのイチローは高校時代はピッチャーでしたが、バッターに切り替え、結果を残していきました。あなたが、もしも、計算は遅くても、段取りが早い。技術的な作業より、コミュニケーションが得意。人前で喋るのが苦手だが、裏方でコツコツやるタイプ。ジャズに精通より、ジャンルに問わず音楽全般が好き。であれは、そう!得意分野、勝てるフィールドで勝負したほうがいいのだ。