櫻庭露樹 著『8割を手放せばすべてうまくいく! 【全捨離のすすめ】』を読んでいます。
家の中がモノで溢れていたり、使わないモノを捨てられなかったりする人の話を聞くと、
「いつかきっとこれを使うんです。」
「いつかまたこの本を読むのです。」
「いつか痩せたらこの服を着るのでとっておきます。」
と言われる方も多いのですが、先に言います。あきらめてください。そのいつかは絶対に来ません。それにもかかわらず、そんな言い訳をずっと、永遠に口にしているつもりですか?ずっと変わらない状況に留まっていたい方は別ですが、人生に変化をもたらすためには、「今」すぐに行動に起こさないといけません。
著者のこの言葉に心が動きました。
私も何年も着ていない服があって、まだ着れるから、とっておこう、とクローゼットに掛けてある服があります。
もう着ないから捨てようと思っても、当時の色んな思い出がよみがえってしまい服が可哀想、愛着があって捨てられないとそんな思考に陥ってしまいます。
実は、その捨てられずにいる思考が厄介なのですが、それをなんとかしないと未来は明るくありません。
家のクローゼットを開けると、今のあなたのお気に入りの“よく着る服”と、“いつ着たか記憶にない服”があるのではないでしょうか。ずっと袖を通していないジャケットやシャツ、ずいぶん前から履けなくなったジーンズやスカートで、クローゼットやタンスがぎゅうぎゅう詰めになってはいませんか。魂の宿った服は、着てもらえない寂しさから、嫉妬心を「衰気」や「殺気」に替えて私たちにそのエネルギーを向けてきます。「あの服ばっかり着て、どうして私は着てもらえない⁉」
というように。
「まだ着れるからとっておこう」や「着ないけど愛着があって捨てられない」と思うのではなく、「着ないなら悪い気が出る前に早く手放してあげよう」という思考に切り替えましましょう。
その際には、感謝を込めて『今までありがとう』とお礼言ってあげると服も喜んでくれます。
著者は、不要なモノを手放すことで邪気が排除され運気が上がると言います。
過去の思考から左右されないよう、新たな思考にアップデートしましょう。モノへの感謝と空間を整理することで、良い運気が舞い込んで来るのです。
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