『まだまだ知らない京都、南禅寺』から続きます。
「水路閣(すいろかく)」にやってきました。
南禅寺の境内の奥へ進むと、レトロな赤煉瓦のアーチ状の橋が見えてきます。
京都というと神社仏閣のイメージが強いですが、ここを訪れると京都のもう一つの顔をみることができます。
水路閣は明治23年(1890年)に琶湖の湖水を京都の街へと運ぶための水路橋として作られました。
建設当時は南禅寺の境内をまたぐ水路閣は古都の景観を破壊するとして反対派も多かったようです。
南禅寺とは、景色的には一見ミスマッチに見えますが、実際に目の当たりにすると、古都のお寺と近代建築がみごとに融合していました。
東京の増上寺と東京タワーの関係に似ている印象を受けました。
アーチ橋の上から見た景色。
今も琵琶湖からの水路として活用されていうのだから驚きです。
水路閣には、京都の人々の生活ととも歴史が刻んだ幻想的な景観がありました。
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