365GT/4 BBの後継モデルとして、1976年のパリ モーターショーで発表されたのが「512BB」
512とは「5Lの12気筒」を意味しています。
ちなみに、365GT/4 BBの「365」は、1気筒あたりの排気量365ccに由来し、GT4の「4」は4カムシャフト(DOHC)、BBは「ベルリネッタ・ボクサー(クーペ・水平対向エンジン)」を意味します。
写真は365GT/4 BBですが、512BBと見た目は同じ。
ピニンファリーナ社によってボディデザインされました。
ピニンファリーナ社の創業者は、バッティスタ・ファリーナ (Battista Farina)
最初にデザインしたフェラーリが212インテルです。
話を戻します。。
512BBは、子供の頃にスーパーカーブームでフェラーリを見たときから硬派なカッコよさに一目惚れした一台です。
スーパーカー消しゴムは大切なお気に入りのひとりでした。
そのボディデザインを始めて見た時の衝撃は忘れることはありません。
当時、日本であまりみたことがない車高が低くて長いフロントノーズも男心に刺さってしまった感じです。
ヘッドライトを車体の中に格納するリトラクタブルヘッドライト。
この斬新なデザインに子供たちの心は鷲掴みされたのでした。
ボンネットを低くし空気抵抗を軽減できるというメリットがありました。
丸型のテールランプも印象に残るデザイン。
全てにおいてカッコイイと言わざるを得ない。
クルマは走って目的地に連れて行ってくれればいいだけじゃなく、心が躍動するデザインでなくてはクルマではない、と教わった師匠と言っても過言ではありません。
こんな記事もあります。
トミカプレミアム 512 BB
フェラーリ512BBは、スーパーカーの中で派手さの中に赤と黒のツートンが男らしい雰囲気で好きでした。BBとはベルリネッタ・ボクサー(BerlinettaBoxer)の略です。ベルリネッタはイタリア語でクーペを意味し、ボクサーは水平対向エンジンのピストンの動作がボクサーの出すパンチに似ているところから名付けられた。ホイールはこの512BBで見た印象が強く、星形のホイールに憧れて自分のクルマにモデナを付けたくらい。
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