スポーツや仕事、趣味、アートなど、何事も上達(成長)するにはどうすればよいか考えてみます。
少しチャレンジしてみて、自分には才能がないからとか、自分には向いてないから、と諦めてしまう人もいますが、それは大きな間違いです。
私もまさにゴルフでそのようなことを感じることがありますが、それは間違いなのです。
何かをやりたい、と思い最初は、「好き」、「直観」、「憧れ」から始めます。
私も子供の頃に粘土が好きで遊び感覚の陶芸クラブに入ってたくらいで、大人になってから陶芸教室に通い始めました。
やってもやってもうまくいかない
練習を始めて間もなく「グングン上達」のイメージを持っていた。
ですが、やってもやってもうまくいかないことに悩みます。
「才能がないから」「不器用だからかな」、「向いてないのかな」、と勝手に思い込んでしまいます。
そして「上達しない」=「楽しくない」に陥ってしまいます。
粘土は「楽しい」と思っていたのに、陶芸は「向いていない」という感覚が訪れます。
練習時間と上達度は比例しない
しかしながら、この状態は誰しも避けては通れません。
図のように、練習と上達度は比例しません。
私も陶芸を始めたころは、陶芸教室で、その日にうまく出来ずにに壊して帰ることもあり、今日は何だったんだろう、愕然として帰る日もありました。
何が悪いのかすら分からない状態から、そこは諦めずに一つ一つクリアしていき、今では思うように粘土をコントロールできるようになりました。
理想と現実のギャップ
理想と現実にギャップがあるということは理解しておく必要があり、一定期間はギャップに苦しむことになります。
そこで大切になってくることが、いまやっていることが「目指す自分」、「憧れの人」、「憧れの場所」に1センチでも近づいていると感じられるか、になります。
実際の上達の赤のカーブ曲線のように、たった1センチで良いのです。
時には後退していると感じることもありますが。。
ブレイクスルーポイント
しかし、ある日に「ブレークスルーポイント」と呼ばれる上達レベルが急激に変化する時がやってきます。
ここからは、基礎が固まってきているので、色んな応用もできてくる時期になり、練習をするとうまくいくようになるため、このポイントにくると「楽しい(=好き)」と思えるようになります。
あとは継続あるのみです。
最初のうちは、おそらく「楽しい」という状態からは離れているかもしれません。
「楽しい」という状態は、プロ野球を見て好き、サッカーを見ていて「楽しい」と言う気持ちからです。
実際にやる側の行為が「楽しい」かどうかは、ステージと観客席と舞台が異なるのでイコールではありません。
やる側として練習して上達していくには、ブレークスルーポイントを理解してして、「上達」することを「楽しい」と思えるようになるまで続ける必要があります。
簡単ではありませんが、お互い頑張っていきましょう。
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