スティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』を読み返しています。
「あなたは自分の人生の創造主である。あなたには責任がある」
あなたはどんな人生にしたいですか?
車を運転する時は、あの場所で○○をしたい、と目的をもってその場所まで地図やカーナビを利用して、できるだけ無駄なく目的地へ向かうという方が大半だと思います。
人生においても、どんな人生にしたいか目的を明確にして、どうやって効率的に目的地にいけるかを考えて行動しなくてはなりません。
リーダーシップは基本的には右脳の精力的な活動である。技術というより芸術であり、哲学を土台としたものである。あなたが自分の人生でリーダーシップを発揮するには、自分の人生はどうあるべきか、自分自身に向かって究極の問いかけをしなければない。
その問いかけを真正面からとらえ、真剣に考え、答えを見出したなら、次は、その答えにふさわしい生き方ができるように、自分自身を効果的にマネジメントすることが必要なのだ。
本書の中で、人間の脳は右脳でリーダーシップ、左脳でマネジメントする、と説明されています。
右脳のリーダーが行き先を決め、左脳のマネージャーがどうやって行くかを考えるのです。
本書の中で、自分の人生はどうあるべきか、自分自身に向かって究極の問いかけをしなければならない、その問いかけを真正面からとらえ、真剣に考え、答えを見出したなら、次は、その答えにふさわしい生き方ができるように、自分自身を効果的にマネジメントすることが必要なのである、と指摘しています。
正しいジャングルにいなければ、いくらマネジメントしても目的の場所には行くことはできないでしょう。
自分を効果的にマネジメントできている人は、自分の内面にある規律に従い、意志を働かせて行動している。内面の奥深くにある価値観とその源に従い、自分を律している。感情や衝動、気分に流されず、自分の価値観を優先できる意志と誠実さを持っているのである。
なりたい人生を歩みたいなら、自分を効率よくマネジメントすることは必須であると心得る必要があります。
このマネジメントは、寝ても冷めても生涯に渡り続きます。
子供の頃に、パイロットや宇宙飛行士など、色んな夢があったと思いますが、就職して会社の業務に追われ、売上のことばかり考え、子供の頃の夢なんてはるか彼方のものとなっている人が大半だと思います。
大事を小事の犠牲にしてはならない。──ゲーテ
もちろん、会社の仕事は大切なものです。その仕事の中から新たな夢は描けます。子供の頃の夢の内容が歳とともに薄れてきたとしても、一番大切なこの先の人生をどうあってほしいか、それに向かってどうやって行くのかを考えて、生き生きと過ごしていきたいものです。
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