上達の近道は模倣である、と言われます。
世の中に出ているクリエイターは『使えるものは何でも使う』という貪欲な気持ちでいます。
好きな写真家が、ある特定の寺で撮った連作をみつけたら、同じ寺に自分も行ってみる。そして、その写真家がカメラを据えた場所とアングルを見つけてそこに立ってみる。そういうことをしてみると、こんなところに目をつけるのはすごいなあ、などと実感できる部分が出てくる。その実感が自分の技量を伸ばしてくれる。
上達の法則(著)岡本 浩一
実際に行けなくても、良いなと感じた写真家の作品を色々見ることも大切なことでしょう。
練習のために技巧を真似るということは、盗作ではありません。模倣の延長線にどうオリジナルを見出せるかが大切であり、違いをデザインすればオリジナル作品と言えます。
スマートフォンを最初に作ったのは、アップルではなくノキアだったのだから。
『デザイナーが自分のデザインが完成したことを知るのは、もう足すものがないからではなく、もう引くものがなくなったときなのだ。』
アントワース・ド・サン=テグジュペリ[作家・飛行士]
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